
フラッシュサイトの時代は完全に終了した
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2016年5月16日、グーグルがchromeブラウザにて一部のサイトを除き、ほとんどのウェブサイトにてフラッシュプレーヤーのサポートを廃止するという発表を行いました。
ただ、完全に廃止されるというわけではなく、デフォルトでフラッシュが無効となるだけでオプション設定次第ではフラッシュを有効化することも出来るようです。
Google Chromeがデフォルトでフラッシュ非対応になることで今後のウェブサイトはどのような変化を生むのでしょうか?
フラッシュサイトのデメリット
ユーザー視点から見たフラッシュサイト
国内におけるGoogle Chromeのシェア率は前回調べて記載させていただいた通り、35.5%、つまり約3分の1以上のユーザーは利用していることになります。
(※2016年ブラウザ利用率を調べてみた 参照)
chromeだとフラッシュサイトが開けなくなるというわけではないため、必ず対応しなければならないというわけではありませんが、サイトを開くたびに「フラッシュプラグインの告知」や「オプション設定の案内」などが出てくることで、ユーザーに不信感を与えてしまい離脱率が上がってしまうことは避けられないでしょう。
モバイル表示ができない
今やパソコンだけでなく、タブレット、スマートフォンでのウェブサイト閲覧は当たり前の時代です。ですが、多くのモバイル端末はフラッシュに対応していません。
2010年、まだスティーブジョブズがapple CEOだったころ、ジョブズはiphone ipadではフラッシュに対応しないことが話題となりました。このころからappleはフラッシュはwebに適さないということが分かっていたのでしょうね。
SEO対策として不向き
・ロード時間が長い
・テキストがない
・ブラウザにより非対応⇒直帰率増加
などSEOにとってデメリットが多いのも特徴ですね・・・。
HTML5 + Javascriptという選択肢
フラッシュの良さはやはりインパクトある動きを持ったウェブサイトでしょう。ですが、フラッシュが使えないとなると動きあるサイトが作れない・・・。
そんなことはありません。現在はHTML5 + Javascript でなんでもできてしまいます。
また、SEOに対しても有効、構築次第ではロードも短く、モバイル対応もOK。良い事尽くしなのです。
まだフラッシュサイトを運用しているなら、これを機に意向をおすすめします。
(この記事の参考 Google plans to block Flash on Chrome this year)
公開日:
最終更新日:2018/04/05